2025年10月
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それぞれの羅針盤
誰の心にも、静かに動く羅針盤があります。 けれど、その針が指す方向は、誰一人として同じではありません。 それでいいのです。 むしろ、その違いこそが、私たちが共に…
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直観という羅針盤
直観は、まっすぐな光のように道を照らすものではありません。 それは、静かに揺れながらも、いつも一定の方向を示そうとする“心の羅針盤”のようなものです。 嵐の夜に…
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調和をつくるということ
調和という言葉には、どこか静かで完成された響きがあります。 けれど実際の「調和」とは、音楽のように、常に揺れ動いているものです。 誰かと関われば、思いもよらない…
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観察するということ
私たちは、日々の中で多くのものを「見ている」ようで、実際には「見えていない」ことが多いのかもしれません。 人の言葉を聞きながら、心のどこかで次に何を言おうかを考…
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専門でも主観でもない場所から世界を見る
私たちは、何かを語ろうとするとき、いつも両極のはざまに立っています。 一方には「専門性」という確かな知識や体系があり、もう一方には「個人の感覚」という曖昧で移ろ…
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ハーモニーを探す旅
私たちは、誰もが心のどこかで「調和(ハーモニー)」を求めています。 けれど、それは一度手に入れたら終わるような“状態”ではなく、 生きている限り続いていく、静か…
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「通じない」からはじめる対話 ― 異なるハーモニーを聴くために
私たちは、同じ言葉を話していても、見ている世界は少しずつ違います。 生まれ育った環境、学んだこと、体験した喜びや痛み――それぞれの背景が、言葉に宿る響きを変えて…
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手間をかけるということ――つくること、愛すること
DIYや手づくりが人気を集める背景には、効率や完成度を超えた「愛着」や「調和」を求める心の動きがあります。手間をかけることは、愛すること。自分を整えることでもあります。
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がんばりを、仕組みに変える。
がんばることは美しい。けれど、それを一度きりで終わらせず、仕組みや仲間に変えていくことで、努力は次の人を支える力になる。HARMONEERは、そんな「がんばりの循環」を大切にしています。
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お金の呪い — 価値を測ることの限界
私たちは、お金という仕組みの中で生きています。 欲しいものを手に入れ、働いた時間の対価を受け取り、数字で暮らしを管理する。 お金は社会を動かす大切な装置であり、…