子どもが、何かをして遊んでいる。
何の役に立つのかは、よく分からない。
でも、とても楽しそうだ。
大人になると、遊びにも意味を求める。
スキルが身につくか。
成長につながるか。
時間を無駄にしていないか。
その瞬間、遊びは少しだけ変わる。
役に立つものになる。
それはそれで悪くない。
でも、本来の遊びは、
役に立たなくても成立している。
HARMONEERでは、こう考える。
遊びは、「何かのため」にあるのではない。
それ自体が、すでに成立している関係だ。
たとえば、石を並べる。
意味はない。
目的もない。
でも、そこに集中している時間は、
とても豊かだ。
誰かに見せるわけでもなく、
評価されるわけでもない。
ただ、その場にある。
大人も、本当はそれを知っている。
何かに没頭しているとき、
時間を忘れているとき。
そこには、「役に立つかどうか」という視点はない。
ただ、関係の中にいる。
だから、ときどき思い出す。
役に立たなくてもいい時間があることを。
HARMONEERは、
生産性を上げるためのものではない。
生きている時間を、
少し取り戻すための考え方だ。
今日、少しだけ時間があったら。
何の役にも立たないことをしてみる。
それは、無駄ではない。
むしろ、そこにしかない時間がある。