日常生活にて 第6回:仕事は、役割ではなく関係

新しい仕事を始めたとき、
最初に求められるのは「役割」だ。

何をする人なのか。
どこまでやるのか。
どんな成果を出すのか。

役割が決まると、安心する。

自分の位置がはっきりして、
何をすればいいか分かる。

でも同時に、少し窮屈になる。

その枠から外れると、
評価されにくくなるからだ。

HARMONEERでは、こう考える。

仕事は、最初から役割として存在しているのではない。

関係の中で、あとから立ち上がるものだ。

たとえば、誰かとの会話。

最初はただの雑談でも、
そこから課題が見えてきて、
自然と役割が生まれることがある。

最初から「役に立とう」とすると、
関係は狭くなる。

でも、関係を見ていると、
自然と必要な動きが見えてくる。

それが、結果的に「仕事」になる。

海の中でも、役割は固定されていない。

ある魚は、別の魚の体をきれいにする。

でも、それは「仕事」として決められているわけではない。

関係の中で、そうなっている。

人間は、先に役割を決める。

でも、本当は、関係のほうが先にある。

役割に縛られると、
変化に対応しにくくなる。

でも、関係を見ていると、
必要に応じて形が変わる。

それは、不安定に見えるかもしれない。

でも、そのほうが、長く続く。

HARMONEERは、
「何をするか」を決めるためのものではない。

「どう関わるか」を見つけるためのものだ。

今日、仕事をするとき。

少しだけ視点を変えてみる。

自分の役割ではなく、
今、どんな関係の中にいるのか。

そこから、動きを選んでみる。

仕事は、もう少し、やわらかくなる。