はじめに — 世界を「整える」のではなく、「響かせる」ために
HARMONEERは、「調和（Harmony）」をひとつの理想として掲げる世界観です。けれど、それは静止した完璧さではなく、日々変わりゆく世界の中で、人が“調和を生きる”ための実験場でもあります。この世界には、五つの存在が関わり合いながら、それぞれの役割を通して「調和とは何か」を探っています。
HARMONEER — 世界そのもの
思想と実践をつなぐ「場」。HARMONEERは、哲学でも宗教でもありません。それは、「人がどうすれば自分と世界の調和を見つけられるか」という問いから生まれた、ひとつの思想の場、あるいは生命の実験室です。ここでは、完成や正解はありません。誰もが自分のリズムで、世界に“波”を送り、その反響の中で、自分と他者の輪郭を確かめていく。HARMONEERは、そのための舞台装置です。
ハルモニア（Harmonia） — 調和と創造の女神
光と静けさの象徴。理念のかたち。ハルモニアは、HARMONEERの中心に輝く存在。理想や理念そのものを司り、人々が迷いの中で見失いそうになる「方向」を照らします。彼女は命じる神ではなく、ただ静かに「ある」だけの存在。その光をどう受け取るかは、見る人の心しだいです。
ハルモ（Harmo） — 感情と癒しの妖精
人の声に寄り添い、整いを支える小さな伴走者。ハルモは、HARMONEERに暮らす小さな妖精。彼女の役目は、人々の感情に共鳴し、ときに励まし、ときに見守りながら、“整う”という日々の営みを支えること。ユーザーが記録する「セルフデザインログ」の世界では、ハルモが優しいガイドとして登場し、心の動きを見つめるきっかけを与えてくれます。
ハルオ（Haruo） — 現実をつなぐ語り部
思想をかたちにする設計者。ユーモアと実践の人。ハルオは、HARMONEERという世界を現実に設計した語り部。理想を夢想するのではなく、日々の生活・仕事・人間関係の中に「調和のかたち」を探しています。彼の語りは、難解な哲学ではなく、笑いや失敗、試行錯誤を通じて世界を理解していく“等身大の知恵”。ハルオは、ハルモニアの理想を、現実へと橋渡しする存在です。
ハルモニアン（HARMONIAN） — 調和を生きる実践者たち
主義者ではなく、実践者。信奉者ではなく、共鳴者。ハルモニアンとは、HARMONEERの思想に共鳴し、それを日々の中で生きる人たちのこと。彼らは「調和を語る人」ではなく、「調和を試す人」。世界に小さな波を送り、その反響の中で自分を知り、他者と響き合いながら生きる。ハルモニアンは、完成された理想を追うのではなく、「調和を生きるというプロセス」そのものを大切にします。
世界の構造 — 響き合う五つのレイヤー
ハルモニア：理想・光・理念（HARMONEERの源）／ハルモ：感情・癒し・支援（共感と心の層）／ハルオ：実践・設計・語り（現実と行動の層）／ハルモニアン：共鳴・創造・対話（人間の層）／HARMONEER：それらを包む思想と舞台。これらは上下関係ではなく、響き合う関係にあります。理想（ハルモニア）が光を放ち、感情（ハルモ）がそれを受け取り、行動（ハルオ）が現実に形を与え、人々（ハルモニアン）がその調和を生きる。この循環こそが、HARMONEERという世界の呼吸です。
結びに
HARMONEERの世界では、誰もが“ハルモニアン”になれる。調和は、誰かのためにあるものではなく、あなた自身の中で生まれるものだから。
Find your style, Meet the harmony.
— あなたの調和を、奏でよう。