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日常生活にて 第9回:言葉は、固定するためではない
何かを感じたとき、 人はそれを言葉にしようとする。 うまく言えた気がすると、少し安心する。 理解できたような気がするからだ。 でも、そのあと、少しだけ違和感が残…
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日常生活にて 第8回:子どもは、完成を目指していない
子どもを見ていると、 不思議なことに気づく。 何かを「完成させよう」としていない。 積み木を積んで、途中で崩す。 絵を描いて、途中でやめる。 遊びを始めて、すぐ…
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日常生活にて 第7回:お金は、流れるときに価値を持つ
財布の中にあるお金は、 それだけでは何も起こさない。 ただ、そこにあるだけだ。 使うとき、初めて何かが動く。 食べ物になる。 道具になる。 誰かの時間になる。 …
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日常生活にて 第6回:仕事は、役割ではなく関係
新しい仕事を始めたとき、 最初に求められるのは「役割」だ。 何をする人なのか。 どこまでやるのか。 どんな成果を出すのか。 役割が決まると、安心する。 自分の位…
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日常生活にて 第5回:焚き火は、説明しない
夜、焚き火の前に座る。 火は、ただ燃えている。 何かを伝えようとしているわけでもなく、 何かの役に立とうとしているわけでもない。 しばらく見ていると、時間の感覚…
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日常生活にて 第3回:波は、急がない
海を見ていると、 波はいつも、同じように繰り返しているように見える。 でも、よく見ると、 一つとして同じ形はない。 少し高い波もあれば、 途中で崩れる波もある。…
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日常生活にて 第2回:関係は「つくる」ものではなく、「見つかる」もの
公園で、子どもが石を並べていた。 特に意味はなさそうで、 ただ、丸い石と細長い石を、少し離して置いている。 「それ、何?」と聞くと、 少し考えてから、「まだ分か…
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日常生活にて 第1回:はぐれた部品のままで、生きていく
朝、机の上に、小さな物体を置いた。 丸くて、少し突起があって、何かの途中のような形をしている。 役に立つわけでもないし、どこかに接続できるわけでもない。 ただ、…
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日常生活にて 第4回:整えすぎない部屋
机の上を片付ける。 使っていないものを捨てて、 必要なものだけを残す。 きれいに整った机は、気持ちがいい。 無駄がなく、効率的で、 すぐに作業に取りかかれる。 …
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HARMONEERとは、Harmony+Engineer
調和を願うだけでなく、つくり出す存在へ。 HARMONEER(ハルモニア)は、「Harmony(調和)」と「Engineer(創り手)」という二つの言葉から生ま…