新しい仕事を始めたとき、
最初に求められるのは「役割」だ。
何をする人なのか。
どこまでやるのか。
どんな成果を出すのか。
役割が決まると、安心する。
自分の位置がはっきりして、
何をすればいいか分かる。
でも同時に、少し窮屈になる。
その枠から外れると、
評価されにくくなるからだ。
HARMONEERでは、こう考える。
仕事は、最初から役割として存在しているのではない。
関係の中で、あとから立ち上がるものだ。
たとえば、誰かとの会話。
最初はただの雑談でも、
そこから課題が見えてきて、
自然と役割が生まれることがある。
最初から「役に立とう」とすると、
関係は狭くなる。
でも、関係を見ていると、
自然と必要な動きが見えてくる。
それが、結果的に「仕事」になる。
海の中でも、役割は固定されていない。
ある魚は、別の魚の体をきれいにする。
でも、それは「仕事」として決められているわけではない。
関係の中で、そうなっている。
人間は、先に役割を決める。
でも、本当は、関係のほうが先にある。
役割に縛られると、
変化に対応しにくくなる。
でも、関係を見ていると、
必要に応じて形が変わる。
それは、不安定に見えるかもしれない。
でも、そのほうが、長く続く。
HARMONEERは、
「何をするか」を決めるためのものではない。
「どう関わるか」を見つけるためのものだ。
今日、仕事をするとき。
少しだけ視点を変えてみる。
自分の役割ではなく、
今、どんな関係の中にいるのか。
そこから、動きを選んでみる。
仕事は、もう少し、やわらかくなる。