日常生活にて 第14回:それでも、関係は続いていく

何かが終わるとき、
少しだけ、空白が生まれる。

仕事が終わる。
関係が変わる。
場所が変わる。

それまであったものが、
一度、ほどける。

そのとき、人は不安になる。

何もなくなったように感じるからだ。

でも、本当にそうだろうか。

HARMONEERでは、こう考える。

関係は、形が変わるだけで、
なくなることはない。

たとえば、昔よく通っていた場所。

今はもう行っていなくても、
ふと思い出すことがある。

そのとき、その場所との関係は、
まだ続いている。

形が変わっただけだ。

人との関係も同じだ。

会わなくなっても、
話さなくなっても、
どこかに残っている。

完全に切れることは、あまりない。

波は、来て、去る。

でも、それで終わりではない。

また別の形で、続いている。

人の時間も、似ている。

何かが終わるたびに、
少し形を変えながら、続いていく。

だから、無理に止めなくていい。

つなぎ止めなくてもいい。

そのまま、流れていく。

HARMONEERは、
何かを完成させるためのものではない。

関係が続いていくことを、
少しやわらかく受け取るための考え方だ。

今日、何かが終わったとしても。

それは、消えたわけではない。

少し形を変えて、
どこかで続いている。

その流れの中に、
自分もいる。

それで、いい。